今の私は「練習したい波」の中にいます。
不思議なもので、やる気にならないない波、やる気満々の波、交互にやってくる私。
演奏の仕事に追いまくられた時期は少しすぎ、自分の曲を練習できる今は「やる気満々」です。
でも、どんな波であっても練習は大切ですね。
練習方法は様々
レッスンでは色々な練習を取り入れます。
もちろん進度に合わせて変える訳ですが…
例えば左手の出現率が増えたばかりの頃。
コードが変わる箇所を分かってもらう為に、色分けをしてみたり。
「ドミソは黄緑」「シファソは青」。写真はまだドミソしか塗ってません😅
こんな感じで、視覚で変化を感じてもらいます。
そして、片手ずつ丁寧に練習する事を分かってもらいたい。
色選びも楽しみながら。
「ハロウィン色」…オレンジと黒。
「クリスマス色」…赤と緑。
小さな子でも色々知ってるんですね!
この色分け、お家に帰って練習するときにとても役に立つんですよ。
- 自分で確認しながら練習しやすい
- 家族が楽譜を覗いた時、教えやすい
こんな理由で取り入れています。
慣れてきたり、少し大きくなると自然にやらなくなっていきます。
それは「初見演奏」に切り替わっていくから。
片手練習の大切さ
大きくなってくると片手ずつ譜読みをすることもなくなり、直ぐに初見で弾き始める様になります。
初見演奏、もちろん大事ですよね。
パッと見て弾く、そんな技術は色々と役に立ちます。
でも、初見に頼ってばかりだと、どこかのタイミングで片手ずつ見直す事が必要になる時がきます。
そして、見直す時には弾き慣れてしまっているので修正しにくくて…なんて事も。
初見→譜読み→練習
新しい曲を渡したら、次のレッスンまでにここまでやってきてもらいたい。
- 曲の雰囲気を初見で掴む
- 譜読みで片手練習をして隠れたメロディーなどを見つける。楽譜に書かれた音楽用語を調べる
- それらを踏まえて一通り弾けるように練習する
そうすれば、私はレッスン時間に完成に向けて色んな事を教えられますね。
これは理想的な例ですが…。
現実はなかなか厳しい…💦
昔はハノン+ツェルニー+バッハ+ソナタ+αを毎回練習し、レッスンするのが当たり前だった気がします。
音楽方面に進学する、しないに関係なく。
今は教本も沢山の種類から選べることや、練習時間が取れない?らしく、なかなか手が回りません💦
そんな中、どう練習してレッスンに臨むか。
効率的な練習を考えて実践してもらいたいなぁと思います。
ピアノの練習にもこの言葉はピッタリ。
弾けない箇所、始めから終わりまで何度弾いても弾けるようになりません。
弾けないところだけ練習するんです。
洗濯を思い浮かべてください。
汚れが酷いと「つまみ洗い」しますよね?
弾けない箇所の「つまみ洗い」は部分練習。
それを続ければ必ず他と同じように弾けるようになります!
時間がないときなんか、これだけでも効果はあると思います。
毎日続けること。
それが大切。
曲を納得いくまで仕上げるには沢山の時間と労力が必要です。
だからこそ、やり切った時の達成感は大きいと思うんです。
それを味わう時、ピアノが楽しい!と思えるんじゃないでしょうか?
楽しくするか、つまらないままにするかは自分次第。
いくらレッスンで工夫しようにも最後は自分の頑張りだなぁと思います。
環境の変わる4月、リズムが掴めず練習まで手が回らない生徒さんもいらっしゃいます。
小さい時を思い出して、ゆっくり確実に。
私は最初から最後まで弾けるからよし!というタイプじゃありません。
ちゃんと頑張ったところ、見つけますよ~
体裁よくやってきても見抜きますよ~
今一度、自分の練習を振り返ってみてほしいです。
ピアノコンクール
さて、話は変わり…
そろそろピアノコンクールの締め切りが近づいているものもあります。
今教室からはこの3つのいずれかに出ようかなぁと練習に励んでいる生徒さんたちがいます。この先、県コンなんかも課題曲発表になりますね。
目標を持って取り組んでくれて嬉しいです✨
私も課題曲の勉強、しっかりやらなくては😅
少しでもいいアドバイスをしてあげられる様に。
生徒さんが頑張ってくれている時の私も忙しいですが、嬉しい限りです。
ステージでみんな自信たっぷりの演奏ができるように頑張りましょう!
さて、家事を済ませて私もピアノに向かいたいと思います。
レッスンにも定期的に通ってますので、また経過を書ければなぁと思います。
もうすぐ10連休!
楽しみに過ごしたいと思います。