敦賀市☆かとうピアノ教室のブログ

ピアノのこと、暮らしのこと、ゆっくり更新です🍀

ピアノを始める適齢期

教室にみえる生徒さんから

『妹がピアノやりたいみたいなんだけど、何歳からできる?』

と質問が。

始める適齢期、私なりに考えてみたいと思います。

本人の意志?親の希望?

『やりたい』子、『やらされる』子、ピアノに対する意欲はもちろん、練習状態、その後の進度にまで関わってきます。

もちろん、やっているうちに好きになったり、それなりに楽しめる子もいますし、自分から始めたものの、嫌になってしまう子もいます。

負けず嫌いな方が上達する可能性が高い、そんな気もします。

自分から『やりたい!』子は壁にぶつかっても必ず乗り越えられるものです。

そんな状況をレッスンで見てきているだけに、本人の意志は大事だと思います。

 

レッスンに必要なこと

①椅子に座っていられること

ピアノを弾く際に椅子に座ることは当たり前。

30分ずっと座っている事は求めませんが、座ってレッスンが基本です。

 

②1~5まで数を読んで数えられること

ピアノを弾く際、指番号をつけてドレミの音を鳴らしていきます。

教本にも指番号が存在するので分かっていた方がいいという訳です。

 

③色鉛筆やクーピーを使って○、色を塗れること

習い初め、色鉛筆を使って左右の色分けをしたり、ワークなどを書いたりもします。

もちろん、私が記入することもできますが、本人に書いてもらい、『できた!』と少しでも感じてもらいたいです。

 

この3点ができる年齢になってからピアノを始められる方がいいんじゃないかな、と私は思っています。

 

年齢が小さすぎる場合、どうしてもピアノを弾くよりリトミック中心の時間になってしまいますね。

 

それはそれで音感やらリズム感やら養われてていいんじゃないか?とも思いますが、両手で直ぐに弾ける様になるかと言われると、難しく…

『どー、どー、どー』って感じでしょうか。

鍵盤を押す力も要りますので音を繋げてメロディーを弾くのには時間がかかったり。

 

2・3歳に始めたから上手になる、とは言えないピアノ。

もちろん、個人差はあります。

小さくから始めるほど、親御さんの協力なしに上達は難しいかな。

 

とは言え、やりたい!って思ったのが早いお子さんもいらっしゃるので、保護者の方と話し合い、ご入会いただくことも。

 

こう考えると『適齢期』って存在するような、しないような…。

 

私の教室では5・6歳くらいの入会が多いかな~と思います。

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 (c)ピティナ

 

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生涯かけて学習のできるピアノ。

無理することなく、楽しんで学んでもらえるといいなぁ😆

 

 

 

夏休み前になり、レッスンのお問い合わせもちらほら。

 

受験を前に卒業されたり、夏休みにお引っ越しされる連絡をいただいたりと、最近寂しい事が続いたので嬉しい事です。

 

長く通ってくれた生徒さん。1年ほど前に教室に入られたご兄弟。 

卒業・お引っ越しされても、ずっと応援しています。

頑張ってね✨