ショパンのエチュード、中学後半から弾き続けていますが、なるべく避けて通ってきたものがあります。
Op.10-12、皆さんもご存知の『革命のエチュード』です。
なぜ避けて通ってきたか…
『革命らしくない!』
と高校時代に言われ、それがトラウマなんです。
今だったら
『いいでしょ、私の革命よ~』
と開き直れる様に思いますが、当時の私は若かった(笑)
言われるまま『向いてないんだ…』と落ち込んだのを覚えています。
ショパンが祖国の敗戦を嘆き作曲された…
そんな音、出せなかったんですね。
一応勉強して○はもらってるけれど、卒業して何度かしか弾いてません。
ですが、今月、この曲を弾くことに。
前回のレッスン日、軽くレッスンしていただこうと持って行ったんです。
『弾けてるんだけど、この辺考えて音出してみて』
と、フォルテの出し方ではなく、ピアノの出し方を指摘され。
少しビックリしました。
赤丸のピアノ部分など、指先固めたピアノ、急には直せないのですが…
今回、克服できる様に練習ですね。
この曲もそうですが、私には苦手意識を持つ曲や作曲家が。
それは過去のレッスンや練習で指摘された言葉や試験の点数から。
指摘されたことを考えて演奏する努力が足りなかったんですね。
だから点数にも反映されたのでしょう。
それが苦手意識に繋がっただけ。
色んな意味で未熟だったなぁ。
私の生徒さんたちにはそんなトラウマを作りたくない!って思います。
言葉を選んで伝えられたらな。
とは言え、
『ほら、ここ違う!』
『その音、考えて!』
『楽譜に何て書いてある?』
今日もこんな事ばかり言っていた様な…
反省です😅
『いい言葉』を記憶として残してもらいたいですね。
その子の得意な1曲を沢山つくれるように、また明日から頑張ろうと思います。
最後までありがとうございました😆