お疲れ様✨
2/9～行われているバッハコンクール全国大会、娘も参加してきました！
180人近くの予選通過者が集まるこのコンクール、その雰囲気を味わい娘なりに得るものがあったみたいです。
本番前
『あのドレス選んでいたら、被ってたねー』って選んで持ってきたドレスに着替えながらも周りは見えていた様です。
当日、『緊張するー』と言っていたのですが、普段の車生活でなく電車の移動にそれも紛れたみたい。
素敵なホールで演奏できることを楽しもう！と本番を待ちました。
やはりコンクール、楽譜を広げ、指を動かしている子、イヤホンで音楽を聴き集中する子。広げた楽譜の書き込みの多さにはびっくり。凄く頑張ったんだなーと、親子で圧倒されました。
娘はホールで１度も楽譜を広げる事なく(笑)
ステージ裏に楽譜持っていく？と言う始末…
いざ本番
ステージに出てきた娘は、にっこり笑ってお辞儀をして…演奏開始。良い流れだな～と思わせてくれる演奏でした。ホールの響きを味方につけて一安心です。
とても響くホールだったので
- 速く弾かないこと(響きで音が重なり過ぎてしまうかも…)
- 強弱をしっかり(小さな音も綺麗に拾ってくるので効果的かな？)
とアドバイスしたのも吉と出たと思います。とりあえず終わってホッと一息。
『気持ち良かったー』と満足気な娘。楽しもう！の目標達成です。
結果発表までホテルに戻りました。
全体の講評
- バロック時代を踏まえて弾き方や音の質、テンポを考える
- メロディーの移り変わりをしっかり弾きわける
- 楽曲を分析する。構成も自分で考え、自分のものにする
- 今の楽器を使うので最大限に生かせる様にする
等まだまだ書き足りませんが、勉強になるお話を聞かせてくれました。
最後に『今日はたまたま出来たかも、出来なかったかもしれないって思って、今日の結果がが全てじゃないからね』とコンクール1回の結果に捕らわれず、先に進んでほしいとも…本当にその通りですね。
結果発表
奨励賞、銅賞、銀賞、金賞の順に呼ばれ登壇していきます。
早くに呼ばれると残念な、呼ばれないとハラハラするパターンです(笑)
上手だなーと思っていた子達が続々とステージへ。
娘、もうダメだなーと諦めていました。
ところが……
最後の最後、何と金賞！！！！
もう、びっくりです。娘までは受賞番号を控えていたのですが、それ以降書けなかったくらいの驚きで。登壇する娘をみてちょっぴり泣けました。
ですが、ちょっと反省も。
まさか受賞できると思わなかったので、私服で結果発表に行ってしまったんです。
ダメ元でもドレスで行けば良かった！
評価下さったポイントは、
- 楽曲分析をきちんとして構成がまとまっていること
- 音の質がよく、流れがある
などの講評が多かったですが、改善点も。
- 通奏低音をもう少しダイナミックに
- 右手のメロディーと左手をもっと溶け込ませる
など。
指導してきた事が評価され、良かったと思いつつ、もっともっと良い指導ができる様に頑張りたいです。
娘も更に上を目指してくれるといいなー。
長い長い１日でした。
