100年前の音色を聴きながら…
昨日は先日試弾したアンティークピアノを使っての演奏会。
とてもゆったり、心地よい日曜日の午後を過ごしました。
これは昨日のプログラム。素敵じゃないですか?
ピアノの持ち主の先生が一生懸命パソコンを操作して作って下さいました。
バッハ・モーツァルト・ヴィヴァルディ・ハイドンの描かれたカードの中にはプログラム。私はバッハを選びました。
何ともいい雰囲気のプログラムです✨
今日は11歳~80歳までのピアノを楽しむメンバーでの演奏会。
最高齢のご婦人は、50年ぶりにピアノを再開したんですって!
『また始めてよかったわ~』なんて話しておられました。
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演奏会が始まり、演奏者のドキドキ感が伝わってきました。
アンティークピアノ、やはり扱いは難しかったみたいで…
ピアノから溢れる音を聴きながら加減を調整していく作業が必要だったんです。
- ペダルが効きすぎる。どんどん音が重なってしまう。
- 弾き方によって同じ音の鳴り方が違う。
緊張している時は自分の音を聴いて演奏することも難しいですよね。
その中で音が重なる様なら踏み方を変えて回数を増やしたり、踏む深さを変えてみたり。なかなか直ぐには対処するのは難しいもんです。
娘も慣れないピアノに悪戦苦闘。いつもらしい演奏ができず、とても悔いの残る演奏に。
まだまだ経験不足です。
そんな中でも2週間程で形にした曲を弾けた事は収穫で、次に向けて『頑張ろう!』と思える機会になりました。
演奏されたみなさん、優しい音色、雰囲気を味わって演奏されていました。
ピアノが好きという気持ちが伝わってきて。
この曲、こんなに素敵なんだ!とか、こう弾くのも良いなぁ✨と発見も。
いい刺激になりました。
近頃、演奏会と言えばホールのグランドピアノで弾く事が当たり前になっています。
そんなピアノを求めてコンクールや演奏会に出て『快感』を味わう事も素敵なことです。
ですが、自分の音をしっかり聴き、ピアノが変わっても対処していける実力をつけるって大事だな…と。
今回のアンティークピアノ演奏会から学んだことです。
私もシューベルト、弾かせていただきました。
本当にいい音を奏でてくれて!気持ちよく演奏できました。
この曲は これで弾き納め。
また違う曲を練習しようと思います。