4/7日(日)、ハーモニーホールふくいで行われた『ふくほうオーケストラコンサート』
銀行主催のコンサートの抽選に当たり、娘と行って来ました。
牛田智大くんのピアノ
牛田くんと言えば、小さな頃からテレビで演奏を聴いてきました。
小さいながらも正統派のピアニストで、その音色に毎回感心させられていたなぁ。
少しインタビューもあったんですが、声もすっかり大人になっていて。
近所のおばちゃんみたいに「あ~、大きくなったなぁ」ってとっても近く感じました(笑)
ラフマニノフ ピアノ協奏曲第3番
ラフマニノフと言えば、ロシアの大作曲家。彼の協奏曲はとても難易度が高い事で有名です。
Martha Argerich - Rachmaninov Piano Concerto No. 3
演奏時間が長いこともあり、恐らく初めて聴く娘、最後まで聴けるかな?と心配してしまいましたが、そこは素晴らしいピアニストのお陰、飽きる事なく、40分があっという間で。
テレビで見るより細くみえる牛田くん、どこからそんな迫力が?!と思うくらいの力強い音を要所要所に聴かせてくれ、ロシアの雄大な大地を連想したり、厳しい寒さの中生き抜く人々の姿が目に浮かんだり。
びっくりするテクニック、沢山の音色に魅了されてしまいました。
どうしてそんなに指が動くの?はっきりとした音になるの?そんな音量が出るの?
同じホール、同じピアノで演奏する機会もある私たち親子、いつもこんな響きにならないよね~なんて二人で笑ってしまいました。
娘にもいい勉強になったみたいで、
- 小さな音も芯が通って響く
- ペダルをあれだけ細かく踏む
- 長い曲のはずなのに流れが止まることなく続いて…
なんてびっくりしていました。
ペダルに関してはまだまだ勉強しなくてはいけない娘。
実際目の当たりにし、音をしっかり聴いて調整している事を学べたのではないかなぁと思います。
私も同感で、たくさんの勉強をさせてもらいました。
アンコールではプーランクのエディット・ピアフを讃えてを演奏してくださり。
一瞬にして会場の雰囲気を変えて大人っぽい演奏をして下さった牛田くんに、皆さん大きな拍手を送っていました。
牛田くんと言えばつい先日、浜松国際ピアノコンクールで2位に入賞されていましたね。
その時、FINAL でラフマニノフピアノ協奏曲第2番を演奏していたはず。
Final Stage No.79 USHIDA Tomoharu
もう、凄い!しか言えません。
国内にも沢山のピアニストはいますが、これほど正統派のピアニストは少ないんじゃないでしょうか?
こんな旬なピアニストの演奏を生で鑑賞できたことを幸せに思います。
これからも応援していきたいです✨