幼稚園児~高校生までレッスンにやって来る木曜日。
レッスンでの出来事をお話しようと思います。
いろんな第一声
教室のレッスンは『お願いします』の挨拶から始まります。
その後は宿題を直ぐに弾く生徒さんもいれば
『先生、○○聞いて!』
ってお話から始まる生徒さんもいます。
今日の小学生達の話題は先週末に行われた『体育大会』でした。
「優勝したよ」
「徒競走1番だった」
自分の報告をしてくれて。
「お~、すごいねぇ👏」
って私の感想に自信満々の様子。
でも最後には
「暑かったね…」
で締めくくり(笑)
各学校の暑さ対策を教えてもらって。
応援席のテントに水をかけたり、霧吹きで子供たちに水をかけたり。
各小学校の先生たち、一生懸命に暑さから守ろうとして下さったみたいです。
私も一保護者です。無事に体育大会を終えられた事にホッとしました。
ありがとうございます✨と心から感謝です。
レッスンの中の出来事から
色々話した後のレッスン開始。
「練習してたら弾けなくて怒られて…泣きながら練習してきた」
と、ぽつり。
「えっ?!」
と私。
確かに少し難しくなってきたかなぁと思いますが…
「さ、弾いてみよう!確認のために片手から聴かせてくれる?」
♪♪♪♪♪~
弾けてるけど??
片手合格の💮を。
「やった~✨」
これで一気に元気がでました。
「じゃ、両手で弾こうか。」
♪♪♪♪♪~
できてます。
「ちゃんと弾けてる!頑張ってきたね~👏」
「そうでしょ、昨日泣きながらも練習したもん!」
「でも、奇跡の1回やわ✨」
って誇らしそう。
奇跡の1回って表現がかわいらしい。
「何が分からなくて弾けなかったの?」
この質問に、
「練習するの忘れてて、一昨日から始めたら、どうやって弾くか忘れてた!」
「・・・・・💦」
体育大会があったって事で大目に見ましょう、今回は(笑)
小さいお子さんには音とり、リズム打ちなど、あとは弾くだけ!ってレッスンでやってから宿題にしています。
ですが、何日も弾かないと新しく習った事に関して忘れてしまうみたい。
「まず、今日帰ったら1度弾いてみてね!」
「うん。わかった✨」
そうです。
レッスンの日って、「終わったー」ってホッとして、練習する事はないのではないでしょうか?
レッスンから帰ってその日のうちに復習。
それをやるとやらないでは、その後のレベルアップに変化があると思います。
勉強もそうですよね。
復習をその日にするとしないでは、一ヶ月後の記憶率が違うと聞いたことがあります。
帰ってから練習してくれたでしょうか。
後でこっそりお母様に聞いてみたいと思います。
次のレッスンまでに弾けるように…
上達するように…
お家でも割りとケンカの種になってしまうピアノの練習。
練習、レッスン共に『波』があります。
ずーっといい波の生徒さんはごく少数。
毎日心境や環境は変化するんですもの、波があるのは当然で。
やる気の高い波が来たときは見逃さず、やる気の低い波の時には高い波に繋がる刺激を与えていけるといいなぁと思います。
私も娘の練習を聴いていて口出ししたくなる事はよくあります。
ですが、私が解決法を簡単に言ってしまうと娘は自分で何とかしようとしなくなってしまう。
行き詰まった感をヒシヒシと感じた時は
「ゆっくり、片手だけでやりなー。」
とだけ言います。
「いつもそれじゃん!」
って娘に言われますが、それが一番大切なこと。
運指を変えてみたり、アクセントの見直し、和声感を感じたり。
何か違ったものが見えてきます。
そして、知らず知らずのうちに弾けるようになるものです。
両手で合わせたときに
「あれ?できた」
不思議ですね。
魔法がかかったような、何に苦労してたんだ?みたいな。
私もよく感じる感覚。
時間だけ費やす練習はもったいなくて。
練習材料を吟味しながら、練習に生かせるといいですね。
長くなってしまいましたが、今週のレッスンの中からのお話でした。
今日は金曜日。息子が高校総体の為、昼で帰ってきます。
お弁当は要らないものの、昼ごはんを作らなくちゃ。
何にしようかな。
今日も午後~レッスンが始まりますが…
みんなの第一声を楽しみにしたいと思います😆